2024-11-01から1ヶ月間の記事一覧

読書、気に入った箇所

人間の一生などほんの一瞬だ 君は、心を悩ます多くの無用なものを取り除くことができる。そういったものは、まったくもって君の思い込みから生みだされたものだからだ。 そして、つぎのようにすれば、広大な空間を自分自身のために確保できる。 まずは、思考…

水面下の街

雷の鳴る音で目を覚ました。冷たく、少し湿った空気が窓からすきま風のように入ってくる。雨が降り出しそうな気配を感じたが、不思議と外から聞こえてくる音は、雷の音以外には無かった。これは夢だと、イサムは認識した。現実であれば聞こえてくるはずの街…

ワークライフバランスについて

ワークライフバランスについて考えると、幸運だったなと思えるのは、僕自身が浪費家ではなく、そして、ある程度お金を稼ぐ能力もあったということに尽きる。周りを見渡してみると、仕事が好きで好きでたまらないというのならそれはそれでいいと思うのだが、…

不登校について過去を振り返って

俺も不登校になるポテンシャルは十分にあったと思うんだが、結局そうならずに済んだのは、親が子を甘やかしてもいいタイミングで十分に俺のことを甘やかしていたからだと思う。朝起きた時に少しでも体調が優れなくて、あるいは気乗りしなくて、学校に行きた…

不登校生徒が過去最多に

NHKのニュース特集で、不登校の学生の人数が過去最多の約34万人に登ったことについて取り上げていた。そのうちの約20%のケースでは、保護者が我が子をサポートするために何らかの形で働き方を変えざるを得なかったとのこと。最近では、こういった状況を鑑み…

最近のSNSでの動きについて

よく考えたら、昔、議員会館とか国会議員の自宅に押しかけていた陳情客は、今のSNSの時代では、その相手がX等をやっていればDMやリプライをすれば簡単に自分の意見を届けることができるようになったんだよな。その逆の方向でも変化があって、政治家が選挙時…

超訳 ブッダの言葉 を読んで

内向的な性格をしてるからか、本を読んでいつの間にかに知識を身につけていたのか、どっちかは分からないけど、自分を縛り付けていて苦痛を与えている感情が、どういう経緯でどういう理由で生まれているかということに関しては、もしかしたら人と比べたら自…

湊かなえ作品、Nのために、贖罪、を読み終えて

イヤミスの女王と呼ばれる所以がよく分かったねそれが良さだから、俺がこれから言うことは完全に好みの問題なんだが、多分なんだけど人間の頭の構造上、最悪の物語の展開は比較的思いつきやすいのよね。だからせめて物語のなかには、圧倒的な救いみたいなも…

拾ったのは

「おー、まさとー、よしよしよし。お前がこの家に来てからもう5年が経ったな。まだあの日のことは憶えてるよ。道端にキツそうにして横たわっていたお前のことが、なぜかあの日の俺は見過ごせなかったんだ。あまりに不憫だったってこともあったけど、お前の潤…

体の相性

「人間同士の相性ってあると思う?」「一般的にはあるとされてることが多いと思う。性格の相性もあれば体の相性もある」「うん。性格の相性のことを考えてた」「誰か気になる人でもいるのか」「そう。相性が良いような気もするし相性が良いと思いたいだけの…

『日本経済 失敗の本質』(三橋貴明 著)を読んで

2023年3月時点の話世界を含めた日本は、ロシア・ウクライナ戦争の煽りを受けてのコストプッシュ型のインフレ(戦争の影響で物流が滞り原油価格が高騰したことが主要因)とコロナ禍によるデフレの二重苦に陥っているこの状況下で政府にできることは、上記のイ…

英会話学習について

ハロートークっていうアプリで英語学習について日本人と話してたんだが、その相手が70のおばちゃんで、いわゆるスーパーエイジャーみたいな感じでさ、今も大学の公開講座に通って英会話の訓練してるって言ってて、他にも色んな国や地域の話も話されてて、や…

魅惑の採血

患者の腕に駆血帯を巻くと血管が浮き立つ。駆血帯という仰々しい名前はついているものの実際のところはなんてことないゴムチューブだ。長さは5、60cm、太さは鉛筆程度。持つとぐにゃぐにゃしている頼りない代物だが、人間の体の一部を締めつけ、血流を少し制…

三つの力

政治家について語る文脈で誰かが、政治家に必要とされる能力は、論理を展開する力と民衆に訴えかける情熱と想像力だって言っていたんだが、これは何も政治家にだけ必要とされる能力というわけではなくて、多くの人を惹きつける力を持った人たちが共通して持…

逃走中の八田與一

なかなかガチで逃走中の人間がいないもんだから、八田與一容疑者は未だ逃走中っていう文言を見ると、ああ、テレビ番組の逃走中って本来の意味ではないんだよなと気づかされる。 日本中に、サングラスとスーツでキメた黒づくめの、長身で足の速い男がわんさか…

偶然の効用

これも新たな知恵ですわ。行き詰まった時はベクトルを変えて没頭すること。その後に待っている、行き詰まっていた問題に対する冷静な目線が、その問題を解決してくれる。 ブレイクスルーを起こせるかは偶然を拾い上げられるかにかかっている。地道な積み重ね…

小説

こう言うのもなんだが、俺は人に尽くしてきた方だと思う。人事に携わるということは、組織が円滑に機能するよう人材を配置するのはもちろん、その人の能力を最大限に引き出し、人生の多くを占める労働という時間を有意義に過ごす手助けをすることでもあるか…

安倍元首相暗殺から考えるリスク管理

一般人には全く当てはまらない例ではあるんだが、統一教会と安倍さんの関係は思うに、安倍さんの人柄もあって繋がっていた関係だと思うんだよね。何も政治的に利用価値があるからとか、そんな打算的な考えだけでのことではなかったろうし、純粋に国民の一員…

詐欺師

コンフィデンスマンJP並に鮮やかに騙しきっていたんじゃないかな ショーンKよ あれはもう伝説やて テレビから姿を消した当時、どれだけ世間が騒いでいたかは全然おぼえてないけど、あんなにすんなりとテレビのなかに居場所を作って、テレビ側の人間も視聴者…

兵庫のことに関して

今回の兵庫の一連の事象に関して、忘れてはならないのは、ここまで大きく事がこじれてしまったのは、 憎い相手を陥れようと処罰しようと少しでも思って、両者がその応酬に突っ走ってしまったこと だと思うんだよね。処罰感情ばかりに囚われることがどれだけ…

稲村さんの惜敗について

稲村さんが僅差で負けたってことを考えるに、確かに斎藤知事にとっての弱点は公益通報の内容だったのかもだけど、それをわざわざ候補者討論会や街頭演説にまで引っ張ってきて叩く必要はなかったんよね。 なぜかって、批判はいくらか相手の印象を貶めることは…

例のパワハラ疑惑について

パワハラ行為自体を擁護する気はさらさらないんだけど、パワハラを一種のコミュニケーションの失敗と捉えるなら、コミュニケーションというものはいつでも双方向なものだから、どちらか一方が10:0で悪いということにはなかなかなり得ないと思うんだけどね 悪…

議論について

問題解決の場において議論好きほど要らないものは無いなと議論することが目的になってるから、無用な逆張りをして時間を浪費したり、迅速に問題解決を図るという考えが二の次になってんのよね そういう意味では、 ひろゆきの、譲歩する姿勢をあまり見せず意…

選挙におけるSNS

石丸玉木斎藤と世はSNSの時代だな 今回に関しても、立花隆志の立ち回りの影響力は半端ないと思う。 過去には、ダークホース、ダークヒーローとしてのガーシーの擁立 今回の兵庫県知事選においては候補者として出馬しておきながら、斎藤知事再当選への圧倒的…

選挙や政治がどう変わっていくか

増減税に関する今回の世論の変化が、 投票を通して政治の状況を大きく変えるような結果になれば、国民が自らの一票一票の力の大きさを知る良いチャンスになるって意見があったけど、 こういう意見が出てくる時点で、日本には民主主義が完全には根付いていな…

減税について

国民民主が躍進したことを考えると、 少なくとも手取りを増やしたい、減税して欲しいと思っている有権者が増えているということだから、 その世論の動向に反して増税を続けるというなら、政治家には国民に対してそれを説明、納得させる責任があると思うんだ…

兵庫県知事選について

斎藤さんに関する話を聞いていると、 合理的に平等性や最大多数の利益を追求した改革にはつきものの、 いわゆる既得権益の破壊を行ったから、 多方面から恨みを買っていたっぽいんだよな。 まさに仲間の身を切る改革でもある天下りの廃止にまで手をつけてい…

人間修養

人間修養は難しい。 こうであればいいのだろうという人間像は浮かぶが、いざそれを自分自身で体現するとなると、一朝一夕で達成できるものではない そのなかでも一番苦労するのは 許すこと だと思う。 人との関わりあいのなかでは、それがサシであれ複数人を…

初投稿

新しい習慣としてブログを始めていこうと思う。 千里の道も一歩から。 当たり前だけど、まだ読者は一人もいないということで、これからどれだけ増えていくのか楽しみだ。 読んでもらうからには、面白かったり有益な情報をお届けできればと思っています。 気…