言論の自由?について

テクノロジーが情報を民主化したし、インフルエンサーと呼ばれる人たちを筆頭に、今までになく国民一人一人が世の中に向けて意見や主張を発信できるようになっていて、そういう場が多く設けられてきているわけだから、それに合わせて政治の形も変化していくべきなんだよな、おそらく理想としては。

 

代議士の代の字の意味するところは、国民に代わって市民に代わってっていうニュアンスで、この類の言葉があてがわれた当初は、国民一人一人の意見を政治に直接的に反映させることなんて土台無理な話だったから、じゃあ誰か代表者を立てるしかないよねってことで、代議士っていう役職が便宜的に出来たと思うんだが、よく考えるとそれはもうテクノロジーで解決できる時代になっちゃってるんだよな。

 

その変化を促す分かりやすい最初の一手になる得るのがネット選挙の導入だと思うし、それさえ乗り越えられればおそらく、同じようなシステムを利用して国民が直接的に政治に意見できる体制が勢いづいて出来上がっていくんだと思うんだよな。
ここまでくるともうSFの世界の話だけど、最終的には国会等の中枢機関も全部無くなって、国の方針に関わることは全て逐一、有権者である国民、まさに一人一人の総意で決まっていくようになるんだと思う。

 

となるとやっぱり、今もなお少しでも言論封殺なる動きがあるのだとすれば、それは今まで通り民主主義の社会においては時代の大きな流れに逆らう動きであり、加速度的にその流れが早まっていくだろうことを考えると、かなり風当たりが強くなっていくだろう動きだとも解釈できるはずなんだよな。