情報商材について

あんまり世間的には受け入れられないだろうことを言うかもだけど、情報商材って基本的に情報弱者を相手にしたものか、情報の価値そのものよりかは、買い手が抱く中身を知りたいっていう欲求につけ込んだものだと思うんだよな。
だからおそらく、たとえ情報弱者と言われるような人ではなくても、興味をそそるタイトル付けと、これくらいなら払ってもいいかなっていう絶妙な値段設定さえされていれば、思わずお金払っちゃったっていうようなことは起こり得るんだよな。
情報商材なるものは購入したことがないし、別にそういうデータを持っているわけでもないんだけど、そういう商品を作ろうとする立場になってみれば大体は想像がつく。そこにはおそらく、ほとんど二次的な情報しか収録されていない。つまり、どっかから引っ張ってきた情報をまとめるか、組み合わせたものに過ぎない内容になっているはずだと思うのよね。
いやまぁ、その情報の編集自体に価値があるんだよと言われればそこまでなんだけど、要するに俺が言いたいのは、その情報商材にかかる費用を、そっくりそのままそのトピックに関する書籍を大量に買うことに当てた方が、よっぽど質の高い情報が得られる可能性が高いと思うんだよね。(こう考えると、情報商材ってのは売り手の信頼度や人気を切り売りしたものなのかもな)
大抵、そういう情報商材を売ってるのって個人だと思うんだけど、普通の書籍を出版するためには当たり前だが、その編集に大人数の、少なくとも複数人の大人が関わっているわけだ。そう考えると、どっちの方が、より確実で分かりやすい内容の情報源になっているかはハッキリしていると思うんだけどね。
安易にそういう情報商材に飛びつくよりかは、自分の情報収集能力と情報処理能力を上げた方がかなり建設的だと思う。これらの能力を上げるよう努力していれば、いずれは必ず、その情報商材以上の価値ある情報を扱えるようになっているはずだからね。